世界一豊かな国「ブルネイ」




来年は娘が受験生になるので、世界のディズニーランドをコンプリートしよう!と言うことで予約した香港。

しかし、あまり情勢がよくないとの理由で帰りの飛行機がキャンセルになり、ぽっかり空いてしまった年末年始をどうやって過ごそうかと考えた末、思い付いたのがブルネイ旅行🇧🇳

 

ブルネイという国は石油と天然ガスという豊富な天然資源に恵まれ、世界でも指折りの大富豪といわれる王族が暮らす豊かな国として知られています。

医療費や教育費は無料、所得税はなく、給与水準も高い国民はの~んびりと穏やかなイメージ。

「即位の礼」で国賓として来日したブルネイ王室のマティーン王子がイケメン過ぎる‼️と話題になった国でもありますね。

 

2019年6月から成田ーブルネイ直行便も増便したみたいなので早速予約しました。

今回、私たちが宿泊先に選んだのはエンパイア・ホテル。

このホテルは世界に2つしかない7つ星ホテルの1つで、ドバイのバージュ・アル・アラブに比べて非常にコスパがよく人気だそうです。

王族を招待するために建てられたエンパイア・ホテルは豪華絢爛✨✨✨

ゴージャスな施設の数々と、洗練されたサービスで心ゆくまでリラックスさせていただきました。

 

The Empire Brunei

https://theempirebrunei.com

バンダルスリブガワン空港からタクシーで約20分。ホテルに到着しました。

エントランスがとても豪華でした。

それもそのはず、シャンデリアはイタリア・フランス製のスワロフスキーガラスを使用し、ホテルを彩る金は全て本物の21金だそうです。

エンパイア・ホテルのシンボルともいえるのが、21金の装飾が眩しいイタリア製大理石の巨大な柱。

ロビーラウンジやアトリウムカフェでは、この大迫力の柱を眺めながら食事ができます。

チェックインを済ませたらバギーに乗って部屋まで連れていってもらいます。

途中、オオトカゲや猿に遭遇。

エンパイア・ホテルは7つ星とも称されるホテルですが、一番安い部屋はなんと!2万円程度から宿泊できるお得なホテル!

しかし、ブルネイ行きを決めたのが1ヶ月半前で年末年始と言うこともあり満室でした。

なので、今回は正月だしいいよね♪ってことで贅沢にヴィラに3泊することにしました。

ヴィラには3種類あり、1つ目は森や池に囲まれた『Garden Villa (ガーデンヴィラ)』

2つ目はオーシャンビューの『Ocean Villa (オーシャンヴィラ)』

3つ目はゴルフコース付き?の『Royal Villa(ロイヤルヴィラ)』

 

Garden Villa (ガーデンヴィラ)

私たちは1つ目のガーデンヴィラに宿泊したのですが、ホテルというより一軒家でした。

部屋に入るとウェルカムドリンクとアフタヌーンティーのサービスが。

この方以外にも4名待機しており、支配人からもご挨拶がありました。

2ベッドルーム(2階建て)
庭付き
約200㎡

部屋の写真を撮り忘れてしまいましたが、リビングと2階の寝室はこんな感じです。

ちなみにこちらの部屋、1泊B$2420(日本円で約20万)。

 

部屋の中の食べ物も飲み物は全てフリー。

しかも追加で欲しければ持ってきてくれるとのこと。

日本人だからか、日本の調味料やカップラーメンも用意されていました。

 

朝食

事前に朝食とエグゼクティブラウンジで食事が出来る事は知っていましたが、想像を越える豪華さには驚きました。

前菜は好きなものを好きなだけ取り、メインはオーダー形式です。

朝食。

ジュースは絞りたて。

朝からガッツリビーフステーキもあります。

特にエッグベネディクトとワッフルが美味しかった~。

 

アフタヌーンティー

アフタヌーンティー。

スコーンが絶品で、おかわりもしました。

 

アクティビティ

朝食、昼食、アフタヌーンティーまで楽しんだあとはカロリー消費の為に身体を動かすことに。

ホテルの中(クラブハウス)にはスパやボーリング、各種アクティビティの施設が入っています。

豊かな国だけあり、しっかり整備されているブルネイのゴルフ場。

大会が開かれるチャンピオンシップコースが2つあり、いづれもロイヤルファミリーに愛される本格コースだそうです。

ビリヤード

バドミントン

バスケットコート

プール

ジム

ボーリング場

映画館

日本より1ヶ月早く上映されているCATSを観ました。

映画館内はかなり冷房が効いているので、上着は必須です。

大人約400円。

ナイター料金の方が高いのは不思議です。

プールは全部で9つ

 

大晦日のディナー 中華料理「LI GONG」

あまりお腹が空かないまま、大晦日の夜は予約していた中華料理「LI GONG」へ。

この他にも色々頼んだのですが、何を食べても超絶美味!

19時を過ぎると中国人の団体さんが沢山くるので、行くなら予約して早めの時間帯をオススメします。

 

元旦の夜は日本食を食べよう!と言うことで日本料理を予約したのですが…

案内されたのは鉄板焼。

中途半端なおせち料理を出されるより、目の前で焼いたビーフやロブスターが食べれたのでこちらで良かったです

食事はコースではなくアラカルト。

好きなものをオーダーする形式です。

お酒がないので、一番最初にガーリックチャーハンが出されました。

ビーフ、車海老、ロブスターお腹いっぱい食べても3人でに約2万円。

物価が日本の2/3なのと、お酒を飲まないのでかなり安くすんでビックリです!

お酒は部屋に戻ってからのお楽しみ。

成田空港の免税店で買ったシャンパンを頂きました。

 

ブルネイ 滞在4日目

ブルネイ滞在4日目。

ホテルが快適過ぎて3日間、ホテルの外には全く出ませんでした。

最終日はフライト(深夜便)まで時間があったので、12時半にタクシーを予約して10時間の観光をしてもらいました。

ジャメ・アスル・ハナサル・ボルキア・モスク。

5000人収容可能なブルネイ随一の大きさを誇るニューモスク。

王宮は外観のみ。王様はこの中で生活しているそうです。

なんと!総工費4億ドル(約400億円)

 

オールドモスク

スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク(オールドモスク)

観光客も入り口付近までなら入れます😊

後ろに見える船(王室御座船)はブルネイのシンボル。

オールドモスクの中。

外は暑いし、お腹も空いてきたので運転手さんにシーフードレストランに連れていってもらいました。

ブルネイで食べるシーフードは美味しい。

海老がプリっプリで絶品でした。

ガイドブックを見て娘が食べたいと言っていた「アンブヤ」があったのでオーダー。

くず餅に似た食感で、アンブヤ自体は美味しいのですがタレがイマイチ・・・

酸味と香りが強くて食べれませんでした。

 

水上集落とテングザル

ランチを済ませ、まだまだ時間があったので次はどこに行こうかと話をしていたら目の前には水上集落が。

ボートに乗って、水上集落とテングザルを見に行くことにしました。

このボート、爆走するのでかなり気持ちがいいです。

一人約B$20(日本円で約1600円)

消防署

新しい水上集落は日本製だそうです。

いました!テングザル。

飛ぶ瞬間と群れになっているところを見ることができました。

テングザル

テングザルはボルネオ島の固有種で、天狗のような大きな鼻が特徴。
マングローブの林や、河川周辺の林に生息し、おもにマングローブの若葉や果物、昆虫を食べる。
生息数は1万5000頭ほどで、絶滅危惧種に指定されている。
ちなみに鼻が大きいのは大人のオスだけで、メスと子供の鼻は小さい。

 

ロイヤルレガリア

マングローブツアーを満喫したあとは、ロイヤルレガリアを訪問しました。

通称”王室博物館”とも言われる「ロイヤル・レガリア博物館」

世界の王族で一番の大富豪として知られるブルネイ王室の、富の象徴を集めた輝かしい博物館です。

王族として世界一リッチなブルネイ王室。

館内には、ブルネイ王室の歴史やボルキア国王の生い立ちの解説、世界各国から国王に贈られた記念品などが飾られています。

特に注目したいのが、ボルキア国王即位時のパレードを再現した展示物。

1階にはお土産屋もあり、メイドインブルネイの民芸品や絵はがきが購入できます。

入館無料でこのような豪華な博物館を建てるとは、ブルネイ王室の財力はやはりすごいとしか言いようがありません。

 

タクシーを10時間チャーターしましたが、暑いしほとんど見て回ったので早めに空港に連れていってもらいました。

プライオリティパスでラウンジが使用可能ということでしたので、夕食を済ませて向かいました。

軽食、飲み物はフリー。

シャワーを浴びたければバスタオルを無料で貸してくれます。

キッズスペース、ムービールーム、寝るための部屋なんかもありましたよ。

娘はパソコンを出して冬休みの宿題をやっていました。

 

ブルネイ旅行 まとめ

今年の年末年始は最高に贅沢、そして入国から出国まで非常にゆったりと時間を過ごす事ができました。

出発前に熱を出してしまった主人も、ブルネイでリラックスしたお陰で完治させて帰国する事ができましたよ。

 

成田ーブルネイまで直行便で約6時間半。

週に4便運航しているのでとても行きやすい国です。

海外旅行先の候補の1つに入れてみてはいかがですか。