朝晩は涼しくなり、日中も過ごしやすくなってきましたね。
しかし、朝起きるとなんだか喉がイガイガ、お肌もカサつき便秘がちに…
秋の涼しさや乾燥は肺にもっとも影響を与え、呼吸器系にダメージを与えてしまうそうです。
今回は「肺」をテーマに秋の諸症状と養生・対策対処法を学びながら旬のものを美味しく頂いてきました。
東洋医学を食べて学ぶ「古月漢満堂の薬養全席」
「秋の陣 肺の巻」
な、な、なんと!
今季のメイン食材は「すっぽん」
前菜ですっぽんの血の茶碗蒸しが出てきたのには驚きました。
上から時計回りに
すっぽんの血の茶碗蒸し
イカと人参の銀翹散風 香菜添え
桔梗の根とクラゲの和え物
すっぽん=精がつく
というイメージが強いかもしれませんが、すっぽんには疲労による発熱・脇腹の痛み・脱肛・産後の発熱にも良いとされています。
また、すっぽんの血には身体の熱を冷まし陰(血・水)を養い、気(経路)の巡りを整える作用があるそうです。
前菜だけでもこれだけの漢方が使われています。
鰆の枇杷尽くしな包み蒸し
枇杷には咳を止める作用があり、枇杷の葉は汗疹や湿疹を治療する方法として知られています。
実際、私もアトピーの治療中、枇杷の葉を煮出してお風呂に入れたりしていました。
桑菊飲と梨、豚肉、白きくらげのスープ
今回はこちらのスープの材料を調合してお持ち帰り。
自宅でも同じスープを作ることができます。
麦門冬湯の湯葉包み揚げ
スッポンの補腎潤燥仕立て
赤ワインに合うメイン料理です。
スッポンスープの補脾胃泡飯
泡飯の中に入っている黄精という漢方。
白髪予防にもなるそうで、個別に100g注文させていただきました。
甘くて単体でも美味しく頂けます。
デザートは二品。
柿餡の百合根まんじゅう
五味子とヨーグルトのアイス
まとめ
東洋医学を学びながら美味しく頂き健康になる!
病み付きになりそうな講座です。
今月末、瘀血の予約をしました。
また、レポしますね。